クラウド設計図鑑

業務システム編

CRM・SFAをAWSへ移行し、SaaSへ成長させる

中堅B2B企業の社内CRM・SFAが、AWSへの移行、高可用化、複数企業向けSaaS化、大規模化、エンタープライズ対応へと成長する過程を追体験します。

前提
前提:一般的な業務システム(AI要素なし)
対象読者
既存の業務システムをAWSへ移行し、成長させたい人
公開状況
3 / 6 Level
Level 0:既存オンプレミスCRMから読む

Level一覧

0公開済み

Level 0:既存オンプレミスCRM

移行前

想定利用者
営業・管理者80人
1公開済み

Level 1:AWSへの初期移行

自社利用(AWS移行後)

サーバー老朽化・社外アクセス不可への対応

想定利用者
営業・管理者80人
VPCEC2RDSS3ALBCloudWatchSecrets Manager
2公開済み

Level 2:高可用化・安定運用

自社利用(安定運用フェーズ)

CRM停止が営業業務へ影響・利用者増加・単一EC2への不安

想定利用者
営業・管理者80人(増加傾向)
Route 53ALBAuto ScalingRDS Multi-AZCloudWatch AlarmSNSWAFSystems Manager
3Coming Soon

Level 3:複数企業向けSaaS化

SaaS化フェーズ

自社用CRMをグループ会社・外部企業へ提供

想定利用者
各社の営業・管理者
利用企業数
1社 → 20社
Cognitoまたは外部IdPtenant_id設計監査ログSaaS管理画面
4Coming Soon

Level 4:外部連携・大規模化

外部連携拡大フェーズ

CSV取込・帳票処理の増大、会計・販売管理連携、問い合わせ機能追加

想定利用者
各社の営業・管理者
利用企業数
20社超
CloudFrontWAFAPI GatewayECS FargateSQSEventBridgeLambdaStep FunctionsElastiCacheOpenSearchRDS Proxy
5Coming Soon

Level 5:エンタープライズ・DR対応

エンタープライズ対応フェーズ

大企業顧客の増加、厳格な監査要件、リージョン障害への事業継続要求

想定利用者
各社の営業・管理者
利用企業数
大企業顧客を含む複数社
AWS OrganizationsControl TowerIAM Identity CenterSecurity HubGuardDutyConfigCloudTrailAurora Global DatabaseRoute 53フェイルオーバー

Level比較表

各Levelで何がどう変わるのかを、比較軸ごとに並べています。

Journeyの各Levelを軸ごとに比較する表
比較軸Level 0既存オンプレミスCRMLevel 1AWSへの初期移行Level 2高可用化・安定運用Level 3複数企業向けSaaS化Level 4外部連携・大規模化Level 5エンタープライズ・DR対応
利用規模社内80人利用・オンプレミス80人・EC2 1台+RDS80人・複数AZ
可用性単一障害点あり・復旧に時間がかかる単一AZ・EC2が単一障害点Auto Scaling+RDS Multi-AZ
テナント構成自社専用自社専用自社専用
システム連携オンプレDB+ファイルサーバーS3(添付ファイル)・Secrets ManagerWAF追加
セキュリティ・監査社内ネットワークからのみ利用可能IAM・Security GroupWAF・CloudWatch Alarm・SNS通知
運用・コスト担当者依存の手動運用CloudWatch監視・AWS BackupSystems Manager・セッション外部化